📊 てんきとくらす・ヤマテンと比較!
登山向け天気予報サービス3選の違いを徹底解説

晴れ山サーチ 登山ガイド | 2026年4月6日

サービス比較 登山天気 初心者向け 📅 2026年4月6日
登山で最も重要な準備のひとつが天気の確認です。山の天気は平地と全く性質が異なり、麓では晴れていても山頂付近では突然の雷雨や濃霧、強風に見舞われることが珍しくありません。特に標高2,000m以上の高山域では、天気の急変が遭難事故に直結するケースも少なくなく、「登る前に天気を正しく把握する」ことは登山の基本中の基本です。

この記事では「てんきとくらす」「ヤマテン(山の天気)」「晴れ山サーチ」の3サービスを機能・料金・使いやすさ・対応山数などの観点から詳しく比較します。

📱 3サービスの画面イメージをひと目で比較

てんきとくらす 富士山 3,776m · 静岡県 A 登山に適した天気 今日 ☀️ 明日 🌤️ 明後日

てんきとくらす
ABC評価でシンプル

ヤマテン 槍ヶ岳 3,180m · 長野県 🔒 有料会員限定 月額プランに登録

ヤマテン
専門解説は有料

☀️ 晴れ山サーチ 現在地から晴れている山を検索 ☀️ 高尾山 599m · 2.3km · 12℃ 近い ☀️ 陣馬山 857m · 5.1km · 9℃ 🌤️ 大山 1,252m · 16km · 晴れ時々曇 完全無料・11,000座対応

晴れ山サーチ
晴れている山を一覧で選べる

同じ「山の天気」でも3サービスの画面・情報量は全く異なります。晴れ山サーチは「どの山が晴れているか」を一覧で把握できます

📋 目次

  1. 各サービスの概要と特徴
  2. 機能・スペックの詳細比較
  3. ユーザースタイル別・おすすめ使い分け方
  4. 晴れ山サーチにしかない独自機能
  5. 登山シーンに応じた賢い使い分けフロー
  6. よくある質問

1. 各サービスの概要と特徴

まず、3つのサービスそれぞれの成り立ちや基本的な考え方を整理しておきましょう。

てんきとくらす

「てんきとくらす」は、ウェザーニューズ株式会社が提供する登山・アウトドア向け天気予報サービスです。同社は日本最大級の気象情報企業であり、民間の気象サービスとして長年の実績を持っています。

最大の特徴は、天気の良し悪しを「A・B・C」の3段階で直感的に評価する点です。「A」は登山に適した天気、「B」は山頂付近の天気が変わりやすい日、「C」は登山に適さない天気と分類されており、天気の細かい数値を読み解く知識がなくても、一目でその日の登山適性が判断できます。初心者がてんきとくらすから山の天気を学び始めるルートは非常に多く、登山入門者向けの書籍や登山教室でもしばしば紹介されています。

対応している山は主要な登山エリアの山を中心にカバーしており、日本百名山や関東・中部・関西の人気の山はほぼ網羅されています。予報は3日間分が提供されており、日帰り登山から1泊2日の計画まで対応できます。基本的には無料で利用可能ですが、一部の詳細コンテンツには有料会員登録が必要な場合があります。

ヤマテン(山の天気)

「ヤマテン」は、山岳気象の専門家である気象予報士・猪熊隆之氏が代表を務める株式会社ヤマテンが提供するサービスです。気象予報士や山岳ガイドが実際に山の現場で発生する気象現象を熟知したうえで予報を作成しており、その精度と専門性は登山上級者はもちろん、プロの登山ガイドや山岳救助隊からも高く評価されています。

ヤマテンが他のサービスと一線を画すのは、気温・風速・天気マークといった数値情報だけでなく、気象の見通しを解説したテキストが付いている点です。「午前中は晴れるが、午後から上空に寒気が流れ込み稜線では突風が予想される。早めの下山を心がけてほしい」といった具合に、登山者が実際の行動計画に活かせる具体的な情報が提供されます。

ただし、このような詳細な予報・解説テキストを閲覧するためには月額制の有料会員登録が必要です。本格的に活用するには有料プランへの加入を検討する必要があります。初心者よりも、安全管理を徹底したい中〜上級者向けのサービスといえます。

晴れ山サーチ

「晴れ山サーチ」は、全国11,000座以上の山の山頂天気予報を完全無料で提供する日本最大級の登山天気サービスです。他の2サービスとは発想が根本的に異なります。

てんきとくらすもヤマテンも、「行きたい山が決まっている状態で、その山の天気を調べる」というフローが前提です。一方、晴れ山サーチは「今日・この週末に晴れている山をまとめて検索し、その中から行き先を選ぶ」という全く新しいアプローチを採用しています。現在地や任意の地点を基準として、周辺の山を晴れている順・距離が近い順に一覧表示できるため、山選びの段階から天気を軸に考えることができます。

登山計画の立て方が「まず山を決めて天気を調べる」から「まず天気を調べて山を決める」へと変化することで、雨の山に登って損をした・せっかく来たのに眺望がゼロだった、といった経験を減らすことができます。

2. 機能・スペックの詳細比較

対応山数:差が最も出るポイント

3サービスの中で対応山数に最も差があります。てんきとくらすとヤマテンは主要な登山山岳を中心にカバーしており、百名山や人気エリアの山は網羅していますが、地域の低山やマイナーな山には対応していないケースが多く見られます。

対して晴れ山サーチは全国11,000座以上に対応しており、日本百名山・二百名山・三百名山はもちろんのこと、各都道府県の地域名山や一般的にはあまり知られていない山まで幅広くカバーしています。

天気情報の種類と精度

三者ともに基本的な天気マーク・気温・降水確率を提供していますが、情報の深さや種類は異なります。てんきとくらすはABC評価に加え、時間帯別の天気・気温・風速が確認できます。ヤマテンは気象予報士による山岳気象解説が最大の強みです。晴れ山サーチは時間別予報と週間天気予報を無料で提供し、山頂の気温・風速・降水確率を日ごと・時間帯ごとに確認できます。

料金体系の詳細比較

項目 てんきとくらす ヤマテン 晴れ山サーチ
基本無料○(一部制限あり)△(情報が限定的)◎(全機能無料)
有料プランあり月額制(詳細予報)なし
アプリありありウェブアプリ(インストール不要)
対応山数数千座(主要山岳)数千座(主要山岳)11,000座以上
登山記録管理一部対応なし◎(無料フル機能)
AI山提案なしなし◎(AIコンシェルジュ)
週間天気○(3日〜)○(有料)◎(7日先・無料)
時間別予報○(有料会員)○(有料)◎(無料)

コスト面で圧倒的に優れているのは晴れ山サーチです。天気予報・時間別予報・週間天気・マップ検索・登山記録管理・バッジシステムなど、登山者が使いたい機能をすべて無料で提供しています。

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3. ユーザースタイル別・おすすめ使い分け方

登山初心者の方には晴れ山サーチが最適

登山を始めたばかりの方、またはこれから始めようとしている方には、まず晴れ山サーチを使い始めることをおすすめします。理由は「行き先が決まっていない段階」から使えるからです。

初心者がよく直面する悩みのひとつが「どこの山に行けばよいかわからない」という問題です。晴れ山サーチで「今日の晴れている山を近い順に表示」するだけで、自宅周辺の晴れた山が一覧で表示されます。その中から標高・距離・難易度などを参考に選ぶことで、「天気を無視して山を選んでしまった」という初歩的なミスを回避できます。

また、登山記録機能で登った山を記録していけば、自分のペースで経験を積んでいる実感が得られ、登山継続のモチベーション維持にも役立ちます。

百名山チャレンジャーには晴れ山サーチ+ヤマテンの併用を

日本百名山の完登を目指している方には、2つのサービスを組み合わせて活用するスタイルをおすすめします。まず晴れ山サーチで週間天気を確認しながら登山日を選定します。次に、登山日前日にヤマテンで稜線の詳細な気象コンディションをダブルチェックします。

晴れ山サーチのマイページでは百名山の登頂状況を管理でき、登頂した山にはバッジが付与されます。「百名山10座達成」「20座達成」などのマイルストーンバッジが用意されているため、コンプリートへの道のりを楽しみながら進めることができます。

週末ハイカー・家族連れには晴れ山サーチ一択

週末にふらっと山に行きたい方、子ども連れでお出かけ先を探している方には、晴れ山サーチだけで十分です。土曜日の朝に「今日どこの山が晴れているかな?」と検索し、現在地から近い晴れた山を選んで出発する。その手軽さが週末ハイカーにはぴったりです。有料登録不要・アプリインストール不要・ブラウザでそのまま使えるという手軽さも魅力です。

4. 晴れ山サーチにしかない独自機能

AIコンシェルジュ機能

晴れ山サーチにはAIによる山提案機能「AIコンシェルジュ」が搭載されています。「体力がそれほどない初心者でも登れて、紅葉が楽しめる関東の山を教えて」といった自然な言葉で条件を入力すると、AIが最適な山を提案してくれます。山の選び方に迷っている方にとって、プロの山岳ガイドに相談するような感覚で山選びができる便利な機能です。詳しい使い방はAIコンシェルジュ活用ガイドで解説しています。

登山記録・統計管理

登った山の記録を日付・写真・評価・メモとともに残し、累積標高・登頂座数・都道府県別の達成率などをグラフや地図で可視化できます。「いつ・どの山に登ったか」という記録が自動集計されるため、登山の振り返りや次の目標設定に役立ちます。

登山計画・カレンダー管理

今後登りたい山の計画をカレンダー形式で管理できます。登山予定日・山名・ルートのメモをまとめて管理でき、Googleカレンダーとの連携機能も備わっています。日々のスケジュールと登山計画を統合管理したい方にはとても便利な機能です。

バッジ・実績コレクション

28種類以上のバッジが用意されており、「登山回数」「累積標高」「都道府県カバー数」「百名山登頂数」などの条件を達成すると自動的に付与されます。ゲーム感覚で登山を楽しみたい方に特に人気の機能です。

🏆 マイページ — バッジ・統計ダッシュボード(イメージ)

🏔️ マイページ · バッジ & 記録 登頂座数 47 座 累積標高 28,400 m 百名山 23 / 100 獲得バッジ一覧 🏔️ 登頂10回 百名山10座 🗾 10県制覇 🌸 春の登山 ❄️ 冬山挑戦 🔒 累積5000m 🔒 百名山50座 🔒 全国制覇 5 / 28バッジ獲得

▲ 登頂記録が増えるほど新しいバッジが解放されます。28種類以上を収集できます

5. 登山シーンに応じた3サービスの賢い使い分けフロー

最も効果的な使い方は、登山計画の段階に応じてサービスを使い分けることです。以下のフローを習慣にすることで、天気による登山の失敗を大幅に減らすことができます。

【STEP 1】山選びフェーズ(1〜2週間前)

晴れ山サーチの週間天気機能で、候補の山の天気を複数チェックします。まだ山が決まっていない場合は「現在地から近い晴れている山」検索で候補を広く洗い出します。

【STEP 2】詳細確認フェーズ(前日)

山が決まったら、ヤマテンで稜線・山頂付近の詳細な気象コンディションを確認します。特に高山帯・アルプス・冬季登山では強風・視程・気圧配置の解説が判断の助けになります。

【STEP 3】当日確認フェーズ(出発前)

晴れ山サーチで時間別予報を再確認し、前日から予報に変化がないか確認します。午後から天気が崩れる予報が出ていれば、早出を徹底するなど行動計画の調整を行います。

【STEP 4】記録フェーズ(下山後)

晴れ山サーチのマイページに登頂記録・写真・コメントを入力し、次回の登山計画立案に活用します。

6. よくある質問

Q. てんきとくらすと晴れ山サーチ、どちらが正確ですか?

精度は使用している気象データのモデルによって異なります。てんきとくらすはウェザーニューズの独自気象モデル、晴れ山サーチは気象庁データをベースにした山頂補正予報を使用しています。一般的に「正確さ」より「自分の使い方に合っているか」を基準に選ぶことをおすすめします。

Q. ヤマテンは有料でないと使えませんか?

無料でも一部の情報は閲覧できますが、詳細な気象解説テキストや時間別風速などは有料会員登録が必要です。晴れ山サーチは同等以上の時間別・週間予報を完全無料で提供しているため、コスト面では晴れ山サーチが優れています。

Q. これらのサービスは山岳保険の代わりになりますか?

いいえ、なりません。天気予報サービスはあくまで登山計画の参考情報です。登山には山岳保険への加入、登山届の提出、適切な装備の準備を必ず行ってください。

Q. 晴れ山サーチは本当に完全無料ですか?

はい、天気検索・時間別予報・週間天気・マップ検索・登山記録管理・バッジシステム・AIコンシェルジュなど、主要な機能はすべて無料でご利用いただけます。有料プランはなく、隠れた費用もありません。

まとめ

てんきとくらす・ヤマテン・晴れ山サーチの3サービスには、それぞれ明確な強みがあります。

「週末に気軽に山を楽しみたい」「どこに行くか決まっていない状態から山を選びたい」「登山記録もまとめて管理したい」という方には、晴れ山サーチが最も適したオールインワンサービスです。まずは今日の晴れている山を検索してみてください。

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