ステップ0:予定の作り方(週次テンプレ)
週明け:体力と仕事量をざっくり見積り。土曜と日曜のどちらを山に当てるかを先に置く。泊まるなら金曜出発、日帰りなら日曜を大人の予備日に残す、など、家族都合の枠を先に切るのが失敗を減らします。
ステップ1:大方の「エリア天気」で週の傾向を掴む
週中に、気象庁の週間天気図や専用アプリの「週の流れ」で、前線・高気圧の居場所のざっくり感だけでOKです。次に、晴れ山サーチで、候補の山を登山予定日(初期値は週末向け)に合わせて表示し、山頂付近の週間カードにざっと目を通します。
ここで見るポイント
- 週の後半に天気が崩す予想なら、前倒しの土曜日帰りを先に当てにいく
- 日本海側の山は、季節風+曇天で見通しが悪い日が続きやすい。太平洋側の低山に逃げ道を作る、など
ステップ1.5:本命・現実・逃げの3カードでメモする
候補が増えすぎると決められません。晴れ山サーチで週間を見ながら、次の3枚だけ紙やメモアプリに書きます。
- 本命:天気が最も安定している山(遠くても可)
- 現実:アクセスと天気のバランスが良い山(週末の定番)
- 逃げ:天気が崩れたときの低山・短時間コース(林道・低標高)
金曜時点で本命の風速・降水が🟡ゾーン(判定表参照)なら、現実か逃げへ切り替える判断が早くなります。
ステップ2:候補を「距離」と「天気余裕」で3座に圧縮
自宅 or 車で行ける圏内から、晴れ山サーチの「近い順」や半径で上位数件を出し、降水確率が低い順に並び替えて3座に。初心者の場合、片道の登山時間3時間以内+日の出〜日の入りの幅に余白、をまず満たす山を残します。
仮3座のメモ欄例
① アクセス最優先(幹線近い)
② 天気最優先(週間で降水小)
③ 代替ルート or 下りる峰が多い所(天気悪化時の逃げ道)
ステップ3:晴れる日・おすすめ日をカレンダーで可視化
晴れ山サーチの詳細では、16日分の週間カードのうち、おすすめ登山日(降水が相対的に少ない日)のハイライトが出ます。週末に2日連続天気が悪いパターンなら、土曜だけ切り抜く、中間の日に宿泊など、宿泊地も含めて再設計しましょう。
ステップ4:行きの車内・前夜の「最終ロールバック条件」
出発1時間前に最新の1時間予報を再読込。風速が前夜の想定の1.3倍を超えたら撤退、雷注意報が出たら峰は諦めて森の中、など、紙1行で書くと迷いが減ります。晴れ山サーチの山詳細は24時間天気でピーク前後の雲出しに気づきやすいです。
同行者との共有テンプレ(コピペ用)
LINEなどに次の4行を送るだけで、認識ズレが減ります。
② 日時:〇月〇日(土)7:00登山口発
③ 天気メモ:降水〇%・風〇m/s・山頂気温〇℃(晴れ山サーチより)
④ 撤退条件:風が前夜比1.3倍超/雷注意報/体調不良で即下山
よくある失敗パターン(週末の山選び)
- 人気山に固定:天気が悪くても「予定どおり」で行き、稜線で強風に遭う
- ふもとの天気だけ見る:山頂は降水・風が別。必ず山頂側の予報を見る
- 前日だけ確認:土曜朝の更新で Go/No-Go を変えない
- 代替案が無い:本命1本のみ。天気悪化時に低山・別ルートへ逃げられない
上記を避けるには、ステップ2で本命・現実・逃げの3案を必ず用意してください。低標高の日帰り山を「逃げ」に入れておくと、家族連れでも安全側に振れます。
ステップ5:登山後のメモ(次の週が上手くなる)
帰路で3行だけメモ:「実際の天気は予報より〇〇だった」「道で〇〇の失敗をした」。次の週、同じ季節に同じ山へ行くとき、最強の資産になります。晴れ山サーチのマイページで行きたい山登録+登頂記録をつなげると、振り返りが楽です。
いま挙がっている3座のうち1座を決め、晴れ山サーチで山名検索→詳細の週間を画面キャプチャ。家族や同行者に「この日のこの山」と共有し、合意形成してから装備表を作りましょう。